不妊治療のお金の話

不妊治療と言っても、まだタイミング法なので大げさではありますが記録までに。


検査などをしない通院の場合、生理開始後の約2週間後に予約を取ります。そして卵胞をみるエコーをかけ、良い状態であればいた〜い筋肉注射(ホルモンの薬)を打ち、お薬を飲みます。もしまだであれば、後日行きまたチェックです。
これは何回目かまで保険がきく病院もあるようで、そこだと1回200〜300円で済みますが多くは保険もきかないため、安くても1回2000円ちょっと。それが1回でよしOK!GO!となればいいですが、だいたいは「まだ小さいね。2日後にきて。」となるので2回、3回となる場合が多いです。

検査は個人差がありますが、だいたいは初期のころにします。安いものでは2000円ほど。それ以外は数千円から2万円弱まであります。これを一通りやると(私の通う病院では)だいたい5〜6種類ありました。
今はまだタイミング法なので、この程度で済んでいますがステップアップすると

タイミング法 → 人工授精(AIH) → 体外受精(IVF) → 顕微授精(ICSI)

となります。費用もAIHは自費になり各病院によって異なります。安いところでは5000円ほどで可能ですが、中には2万円(1回)という病院も。IVFも同じく保険適用外の自由診療。こちらはいっきに費用が上がり、平均で約30万円(1回)。ICSIは健康保険の適用外ですが、特定不妊治療費の助成の対象らしく幾らかは助成金がでるようです(所得制限有)。平均でIVF費用+約55,000円ですので、おおよそ1回36万円弱のようです。精子の凍結保存などをすればさらにかかってきます。

と、まぁお金のかかること。
タイミング法以降はほぼ全て"自費"と言っても間違いないほどです。そしてこれらは数年に渡って行われるのです(最後まで子どもを望めばですが)。


望めばできるもんだと普通に思ってたあのころの自分に教えてあげたい。逆にできてしまったらどうしようと不安がった時期もあったなぁ。私の場合、そう簡単にできませんよ〜って(笑)

しっかしさぁ、国は少子化で子どもが欲しいのはよくわかるけどね、生まれてきた子どもだけの事しか考えてないよね。不妊は増えてるそうなんです(二人目不妊も含めて)。もう少しだけでいいので不妊治療の助成、もしくは保険適用に力を入れてくれないものか…それどころか、逆に子どものいない家庭に増税しようとしてるしなぁ。